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CSJ化学フェスタ特別企画:「1+1は3?」ハイブリッド触媒が紡ぎ出す新反応化学【終了】

生体内で起こる複数の酵素による有機分子の活性化や複雑な化合物の一挙合成を、フラスコ内で行おうとしても極めて困難です。本領域では、独立した機能を持つ複数の触媒の働きを重奏的に活かしたハイブリッド触媒系を創製することにより、従来は不可能であった反応を可能にし、入手容易な原料から付加価値の高い有機分子を、要求に応じて迅速に組み上げる分子合成オンデマンドの実現を目指しています。本企画では、本領域の最新の研究成果を報告します。

開催日時

10月23日(火) 13時00分-18時00分

開催会場

タワーホール船堀 2F 瑞雲(I会場)

プログラム

13:00-13:05
開会挨拶
金井 求(東京大学 大学院薬学系研究科・教授)
13:05-13:35
保護基=必要悪に挑む触媒
金井 求(東京大学 大学院薬学系研究科・教授)
13:35-14:05
C-H活性化の鉄学
Laurean Ilies(理化学研究所 環境資源科学研究センター・チームリーダー)
14:05-14:35
金属ハイブリッド触媒 -どう作るか? 何ができるか?-
鷹谷 絢(東京工業大学 理工学研究科・准教授)
14:35-15:05
バイオと金属錯体の「いいとこどり」触媒
小野田晃(大阪大学 大学院工学研究科・准教授)
15:05-15:35
目指せ、触媒を制御できるポリマー -刺激応答性ポリマーの分子設計-
佐田和己(北海道大学 大学院理学研究院・教授)
15:50-16:20
2つの活性種を駆使して立体障害に挑む反応化学
西形孝司(山口大学 工学部応用化学科・准教授)
16:20-16:50
触媒開発効率化への挑戦:データ科学で触媒設計に挑む
山口 滋(理化学研究所 環境資源科学研究センター・基礎科学特別研究員)
16:50-17:20
ビニルポリマーでモノマーが並ぶ反応開発
上垣外正己(名古屋大学 大学院工学研究科・教授)
17:20-17:50
触媒を使って分子と分子を縫い合わせる新しい有機合成
新谷 亮(大阪大学 大学院基礎工学研究科・教授)
17:50-18:00
閉会挨拶
金井 求(東京大学 大学院薬学系研究科・教授)